学科紹介

ファッション工科専攻

アパレルデザイン科

●修業年限 2ヵ年
●入学定員 50名
●2ヵ年修了後、東京校・アパレルデザイン科3年およびメンズデザインコースに
 編入可能。またファッション流通専攻科2専攻へ進学可能。

ファッション産業界の国際化にともない、国際的に活躍できるクリエーターやファッションデザイナーの育成を目的としています。さまざまな情報を整理・分析してファッションセンスとデザイン能力の開発に力を入れ、なおかつ生産効率の高いデザインを目指して、個性的なクリエーション能力を養うために必要な知識と技術を専門的に学びます。

作品【アパレルデザイン科】

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文化祭【アパレルデザイン科】

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卒業ショー【アパレルデザイン科】

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主な科目紹介(1年次)

[服装造形 論・実技]

基本的な衣服の構造と縫製法を学びます。素材の扱い方からデザイン発想をもとに、4月〜7月は春・夏物を中心に企画して、スカート・ブラウスを製作しながら人体を包む衣服の構造を理解します。9月〜3月は秋・冬物を中心に、各自でデザイン・パターン作成を行い、パンツ・ジャケットそして修了制作としてワンピースを製作・発表します。1年次のカリキュラムでは、各アイテムを製作しながら商品知識や技術を習得します。

[ファッションデザイン画Ⅰ]

ファッションデザイン画としての人体と衣服の基礎的な表現法を学習します。人体のプロポーションや着装した衣服の表現、顔や手足などのディテールの描き方、彩色による立体感や素材感の表し方を具体的に学びます。また、アパレルでのデザイン画の役割を認識し、製品図などデザインを正確に表現できる力を育成します。

[ファッションビジネス論]

ファッションはその時代の社会や、経済環境を反映しています。時代とともに消費者のライフスタイルは変化し、多様化してきました。ファッションビジネスも同様に時代とともに進化を続けており、グローバル化の中で大きく変化してきています。こうしたファッションビジネスの特性・変遷から流通の仕組みなどの基礎を学びます。

[服飾手芸]

服飾手芸の代表的なテクニックと図案・デザインを実習により学びます。切って、つないで、重ねて、束ねて。手芸の基礎から自由な発想でオリジナリティ溢れる作品まで作ります。

[服飾デザイン論]

人とデザインのかかわりや衣服デザインの基本要素・役割など、服飾デザインの基本概念をつかみ、色彩、フォルム、コンポジションなど造形の基礎理論を学んで、服飾デザインの構成力や感性を育てる演習を行います。

[西洋服装史]

古代から現代まで服装の変遷、特に近代以降のヨーロッパ独自の服装の変化と特性に重点を置いて、時代背景との因果関係を探りながら現代ファッションまでの流れを追います。あわせて服飾用語についての知識も深めていきます。

[アパレル素材論]

アパレル素材の基本知識である繊維・糸・布地・加工を系統的に理解し、その用途や役割、価値を明確に認識することにより、服づくりやビジネスの上で的確な素材選定と取り扱いができるよう、実践的な知識を身につけます。

[服装解剖学]

体に適合する、美しい衣服をつくることを目的に、人体に関する基本事項を習得します。外観を観察して計測実習することで、各自のプロポーションと着装美を理解します。また人体の構造を、衣服製作で必要な骨格を中心に解剖学的に捉え、衣服パターンとの関係を学びます。

[量産技術概論・実習]

既製服が工業生産ラインで製造される工程や方法、実際の先端機器・システムなどを、実習および見学をとおして学びます。

[クロッキー]

人体をすばやく捉える基礎的な能力を身につけます。さらに、自分がモデルから感じたことを豊かに表現できるよう、さまざまな表現力を習得します。動きや量感、質感、らしさ等を工夫しながら、オリジナルのタッチで表現していきます。

主な科目紹介(2年次)

[アパレルデザイン論・実技Ⅰ]

衣服構成裁断法のひとつである立体裁断を軸に、自由な発想力で服作りを行い、それぞれの表現力とデザイン感覚を養います。平面裁断と立体裁断という両方の切り口で服作りをすることによりデザインの幅も広がります。また、皮革作品や卒業制作のフォーマル作品では新しい素材の扱いをとおし、新たな縫製法を学びます。

[デッサン]

静物や人物をモチーフに、普通に物が見える共通の要素を土台として、デッサンの基本的要素を学んでいきます。物をよく見て観察すること、物の構造を理解することから始めて、描写能力の向上、的確な表現力の習得を目指します。

[帽子]

教科書や実物標本を使い、帽子の素材や種類についての基本知識を学びます。また、服作りの平面・立体技術を帽子に応用し、実物の帽子制作を行います。卒業制作では、服とのコーディネートを考え、ヘッドアクセサリーとしてカクテルハットを製作します。

[ファッションデザイン画Ⅱ]

2年次では、1年次の基礎表現をもとにして、服の構造を把握した描写法や素材の特徴を活かすテクニックを駆使して、デザインイメージを表現していきます。また各種画材の使用法から、目的別の表現技術まで学び、同時にファッションデザインに大切なオリジナリティやクリエーションまで追求します。

[色彩計画]

ファションデザインや商品企画に必要な色彩技術を学びます。色彩の基礎、流行配色、色彩心理、ファッションイメージと色彩、流行色、色彩計画、パーソナルカラー等を学び、実社会のビジネスの場で色彩が意図的に使えるスキルを演習で習得します。

[ファッション英会話]

前期は主として、基礎でもある基本文法の確認とともに、日常会話力を伸ばし、後期は、ファッション、デザイン、コンセプトなどについて学びます。英語でのプレゼンテーション技術の習得やコミュニケーション能力の向上を目指します。

[アートワーク]

アートワークの授業では、身近な素材に違う角度からアプローチしていきます。いろいろなモノをしっかりと見つめ、自分が手を加えることでどんどん変化する、モノづくりの楽しさを味わいます。同時に、自分の作品に責任をもち、発表する力も身につけます。

[CADパターンメイキング]

手作業とCADによる作図の違いを理解し、パターン入力・展開・縫い代づけ・マーキング・グレーディングなど、アパレルメーカーで必要とされている基本知識と技術を実習により学びます。

[マーチャンダイジング論]

アパレルメーカーにおけるシーズンごとの商品企画から、生産〜販売にいたる業務フローの計画・運営・実務を学びます。実際に商品(品揃え)企画を演習し、アパレルビジネスに必要な知識を学びます。

[コンピュータワークⅡ]

グラフィックは、伝えたい内容を正確に相手に伝えるための視覚的言語です。そのフィールドは、アイデア段階からフィニッシュまでと広く、デザインワークの現場からパッケージなどにまで至ります。この科目では、グラフィックツールのスキルを磨きながら、ビジュアル表現の可能性を学びます。

[アパレル品質論]

アパレルにおける生地・製品等製造上の品質基準・試験方法・評価法、品質表示、クリーニング方法等の消費性能、さらに、クレーム対策までテキスタイルの基礎知識と関連づけながら講義・実験・実習をとおして理解を深めます。

[卒業研究・創作]

2年間の学びの集大成としての作品を創作します。最終課題にふさわしいテーマを各自設定し、これまで習得してきた知識、技術を活かし、自由な表現でデザイン、フォルム作りをしていきます。卒業制作ショーの発表では、アクセサリーからヘアメイクまでそれぞれのデザインイメージにふさわしいトータルコーディネートを演出します。

将来の進路

婦人服を中心に、子供服、メンズウェア、ユニフォームなどのアパレルデザイナー・パタンナー職を主に目指します。今日のファッション業界では、自社がターゲットとする市場や消費者の動向を把握して、適切なコンセプトとオリジナリティのある企画を立てられる人材、コーディネート能力や品揃え能力のある人材が求められています。そのようなファッション業界で求められるスキルを身に付けることにより、目指す職業に就くことが可能になります。

卒業後の進路
[アパレルデザイナー]

アパレルデザイナーは、設定された企画に基づいて素材の選択をしてデザインしますが、ファーストパターンメーキングからサンプルメーキング、縫製工場との交渉まで一貫して担当することもあり、企業によって範囲はさまざまです。オーダー服のデザイナーは専門店、デパートなどで顧客との打ち合わせによるデザイン、補正をし、コーディネートまで担当することもあります。

[プランナー(商品企画)]

プランナー(商品企画)は各ブランドごとの対象客層、価格ランク、基本的なブランドのイメージ設定、さらにシーズンごとの市場調査や流行などの情報分析に基づいたデザイン指向を決定します。マーチャンダイザー、デザイナーや営業担当らとの分担範囲は企業により異なります。情報収集分析などを別に専門化している場合もあります。

[パタンナー]

パタンナーの仕事はデザイナーのイメージした作品をパターンにおこすファーストパターンメーキング、製品化が決定した作品のパターンを生産システムラインのためにパターン化する「インダストリアル(工業)パターンメーキング」、原型をコンピュータでパターンメーキングする「CADパターン」など、それぞれの必要に合わせてパターンメーキングを担当します。各種素材の特性を理解し、的確で美しいシルエットや人体の動きに合わせた機能性をもったパターンメーキングの技術を追求するとともに、生産性の高いパターンをつくるための技術が要求されます。

[生産管理担当・生産企画担当]

生産管理担当・生産企画担当は自社直営や協力縫製工場それぞれが、どのような技術力や生産能力を有しているかを把握し、服の素材やシルエット別に最も適している工場に適量を生産依頼し、そのために必要なものの発送と、製品の素材加工や合理的な縫製法など、作業工程、仕様の指導をすることもあります。デザインイメージを実際の服にする技術全体への理解と、各種縫製機器の特性や素材に関する知識、数値や人を管理する能力などが必要とされています。

[縫製担当・サンプル製作担当]

縫製担当・サンプル製作担当の仕事としては既製服分野では、モデルや展示会用の見本商品を担当するサンプルメーカーと高級品を1点ずつ担当する縫製担当があげられます。注文服では、採寸・縫製・手芸技術も要するオートクチュールと主にステージ衣装の製作・補修などを専門にする場合とがあります。

[商品管理担当・商品検査担当]

商品管理担当・商品検査担当は製品がデザインどおりのシルエットや品質で出来上がり、縫い目やボタンなど付備品の不備、汚れなどがないかを検査します。また必要に応じてすぐ納品できるよう管理します。

お問い合わせ先
専門学校 文化服装学院 広島校
〒730-0012 広島市中区上八丁堀7-15
TEL 082-502-2511(代表)
受付時間 平日(月~金)9:00~17:00